新型コロナウイルスの影響もあり、2019年度に実施したような学校単位での参加を見送ることにさせていただきました。新しく参加をご希望いただいていた高校生チームおよび関係者の皆様、また理化学研究所でのクラウドファンディングでご支援いただいた皆様には深くお詫び申し上げます。
2020年度はこのような状況も考慮し、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」にてご支援いただいたご家族のみなさんに研究活動のご協力をいただければと考えております。なお、今回の企画・運営は株式会社ユーグレナが行い、理化学研究所は集まった株の解析に協力します。いつも一緒に過ごしているご家族で、お住まい近くの池や水溜まりから水を採取し、お送りいただけますと幸いです。
クラウドファンディング終了後、参加同意をいただいた方から順次採取キットを送付いたします。
ミドリムシは、淡水を中心に屋外の様々な水域に生息しています。特に、有機栄養が蓄積しやすい池や沼などの止水もしくは田んぼでよく見られます。暖かくなってくると緑色になる池などが見られますが、こういった場所は何らかの微細藻類が繁茂している可能性があります。ご自宅の近くでご家族オリジナルのミドリムシ採取スポットをぜひ探してみてください!
採取場所を選ぶ注意点として、採取の際には所有者や管理者に許可をとる必要があります。田んぼなど公的な水源でない場所の所有者が容易に見つからない場合には、良いサンプルが得られそうでも諦めて次を探すことをお勧めします。また、都市公園については、管理者によっては水の採取を禁止している場合があるので、念のために確認するようにしてください。一般的に、釣りが許可されるような場所でしたら採取に問題はないと考えられます。
採取に参加いただく方には、みんミドPJデータベースのアカウントを発行いたします。採取が終わりましたら、サンプル番号・採取地点・採取場所の写真・採取者名(ニックネーム可)をみんミドPJデータベースにアップロードしてください(手順は採取手順説明書をご覧ください)。各サンプルの解析進捗はデータベースを通してご報告いたします。
※アップロードに不安がある方は、運営側でのアップロードも行っております。サンプル番号・採取地点・場所の写真・採取者名をminmido@ml.riken.jpまでメールでお送りください。
参加される方には、下記の注意事項にご同意いただいております。同意方法は、ユーグレナ社よりご連絡いたします。